前にもいちど書きましたが、私の知り合いに極度の潔癖症の女性がいます。


どのぐらい潔癖症かと言うと、レストランに入って使うスプーンやお箸など全部消毒液で拭いてからじゃないと使えない

コーヒーを飲む時も、常に上に飲むたびに、カップの上に消毒のついたティッシュをかけてないと気が済まない。マスクはもちろんしたままだし、服もばい菌がつくのが嫌で、服の上に使い捨てのレインコートいつも着ている


不安症もあるみたいで、道歩いてる時は常に不安後から人が来るのが怖いのだそうで


もちろん気軽に電車に乗れないので、どこかに遊びに行ったり、遠出することもほとんどしません


本人も辛いのだそうですが、どうしてもその菌がいるという思いが強くてダメなんだそうです


それは、幼少期に親にずっとばい菌がとか、ここは汚いとか、そういうことを言われ続けたらしく

その恐怖が、彼女の中の潜在意識に入り込んでて、もうどうしようもないそうです


6歳位までもの子供っていうのは顕在意識が発達していないので、親から言われたり受けたり見たりした影響がそのまま潜在意識に入ってしまったりするそうです


だから、まだ顕在意識ができていない幼少の子供に残酷なシーンを見せたり、暴力的な言葉を合わせたりすると、それがその子の心の中にずっと溜まっていて取れないそうです。


この話を聞いて、子供にはやはり残酷なシーンを見せたり、ネガティブなことを言い続けたりするのは良くないなと思いました。


それに加えて、片や自分のことを考えてみた時

ここまでは極端では無いにしろ、私にもかなり自分では取れない思い込みがあるんだなと改めて思ったしています


6歳までに感じた記憶、親の状況、幼稚園とかで言われたこと見たこと、住んでた環境


当たり前に自分ではなってしまっているような事は、実は他の人にとっては、当たり前ではなく、気づかないうちに、潔癖症の彼女のように

自分の行動を制限したりしている。


なかなか受けたときの影響って取れないと思うけれども、まずはそういうことが私たちにもあるのではないか、と気づくことが大事だなぁと思います