使えそうなものが無いか格納庫内をウロウロ・・・。圧入に使ったM10ボルト用のステンレスワッシャーをベアリングにあてがってみると、僅かに入らない寸法でした。サイドを落として入れ込めば、防水筒を直接押せるかも知れません。早速加工・・・(サンダーでジャーン、あちち) うまく入れ込めましたが、残念ながら防水筒内径とほぼ同寸で抜けてしまい、押せませんでした。あと径が2mmあればなあ。
もう少し大きいワッシャー状のものが無いか探していると、以前他社に貸していた建物のC菅の中に汚れた大型ワッシャーが転がっていました。
汚いけどステンレス製です。
一緒にオイルエレメント用の使用済みアルミパッキンが多数出てきたため、恐らく入居会社で使っていた車両整備用具の部品でしょう。加工次第で使えるかも知れません。このワッシャー、ベアリングの径とほぼ同じでした。右BB内部を指で探ると、ベアリングは絞り状になった座に収まっています。この絞りの奥にワッシャーを入れ込むことができれば、反対側からボディを押せます。入れてみないと実際に入るかどうかも判らないので早速加工。
24mmアクスルのベアリングに通るようにするには
こんなに細くしなければなりません。
ここまで削るとさすがに強度面が頼りないですが、先程のM10ワッシャーを併用すれば大丈夫でしょう。慎重に入れてみますが・・・奥のテーパー状になった部分に干渉して入りません。一旦ベアリングを外せば楽勝なんですけど、ベアリング本体には打撃を加えたくないんですよねぇ。
弄っているうちに、加工ワッシャーが防水筒の外側(フレーム内)へ落ちてしまいました。拾い上げようと2mmの六角レンチでゴソゴソやっているうちに(
) ワッシャーが立ちさえすれば、ここでもボディーを押せるじゃないか。防水筒を左側一杯上まで押し込んで、レンチと指を突っ込んで・・・よっしゃ、立ったぞ。
「・・・勝ったな」 「ああ・・・」
左側から加工M10ワッシャーを入れ込み、ズン切りを通して位置調整してからプラハンマーで慎重にコンコン・・・むむ、固いぞ・・・ゴン、ゴン、ごんっ・・・やった、抜けました(^^)v
加工ワッシャーが少し変形しています。
気になっていたのはシムの状態。アルミテープは圧縮されつつ圧入面に馴染み、よく機能しています。シムは緩みの解決策として有効で、妥当な処置であることを確認できました。それにしても、やっぱり入れ代が浅過ぎませんかね。SRAMのPF30は12mmもありますけど、これはオフセットで荷重がはるかに過酷なのに僅か4mmしかありません。どうしても設計マージンを疑ってしまいます。
左側は、ニップル回しが防水筒にピッタリ嵌ったのでこれを着けてから、加工ワッシャー付きズン切りで問題なく押し出せました。
やれやれ、ようやくNewクランクの受け入れ態勢が整いました。初めてなので今回は苦労しましたが、こうして反対側から叩き出す道具ならホームセンターの材料だけでもっと合理的なものが作れますね。