新品の時から何だか渋い「KSYRIUM ELITE」のフリー。少し調べてみるとダストシールに起因するようで、この型の持病みたいです。メーカも認識しているらしく、対策品もある様子。具体的にどう問題なのか分からなかったためバラしてみました。
問題のシールはパッキン状で最奥に配置されており、薄いファンネル状の部分をフリーボディーの樹脂カラーに押し付けるような状態で機能する構造でした。入力が無いときは、常時ずるずる摩擦している訳です。この押し付け力が高いシーリング効果を生む反面、抵抗にもなる訳ですねぇ。まずは対策品を入手しようと考えましたが、どうやらコイツが既に対策品のようでした。ダメじゃん・・・。
過剰な押し付け力を減らす方法を考えます。ファンネル状部位を薄くしなやかにできると最良っぽい感じですが、軟らかいラバー相手にとてもそんな加工できません。となると、全体の厚さを減らしてみますか。シールを21mmのボックスレンチに嵌めてから、新品のカッター刃を使って2mm厚位の基部を約半分まで削りました。接触圧は相応に低下する筈です。グリスアップしてから組み直しますと、随分マシな状態となりました。どうやら基本的な考え方はOKなようです。
このダストシール、防水防塵の観点では優秀でしょうけど、厳重すぎるような気がします。自分はフリーがうるさいのが嫌いなのでどうせ硬めのグリスを使いますし、もっと薄くするか外してしまおうと考えています。