なったん、入院二日目笑い泣き





面会時間は11時からで、ピッタリに着くように病院へ。



行くとなったんはお昼寝中zzz

1か月ぶりの病院、夜中はベッド柵の上げ下ろしの音にも敏感に起き、その度に泣いていたそうショボーン

だから夜中は熟睡できてなくて、この日は朝お風呂に入れてもらってからずっと寝ているみたい。



前日、夜ご飯後から私を探して泣いているとの報告を受けていたけど、

色んな先生に抱っこされてあやしてもらって、

プレイルームにも連れていってもらったけど、

それでも泣き止まなかったみたいえーん



切ないよ~えーん






夜間は状態は変わりなく過ごせていたそう。

肉芽は、大きくなりもせず、小さくなりもせずガーン




睡眠中の徐脈の件は、昨夜師長から循環器の主治医に話してくれたらしく、

60台ならまぁ大丈夫だとは思うけど、後は考えられるのは、気管内腔が狭くなっていることで胸腔内圧が上がり、迷走神経が刺激されて脈が落ちてるのかも知れない。

と言っていたそう。

私も調べたときに、確かに房室ブロックの原因のひとつに「迷走神経の亢進」というのがあったので、その事なのかな。

こちらも入院中に診てみますとのことだったので、主治医が出張から帰ってくる週明けに何かしらの動きがあるかな。





お昼ご飯を完食し、少し経った頃、なんだか呼吸がスーハーとうるさい。
額にはうっすら汗をかき、病衣のボタンを開けると陥没呼吸。
普段は120前後の脈が、150前後。
SpO2は97%前後で普段と変わらず。

サクションしてみても痰は少ししか引けず、この日担当だった看護師さんに報告。



とりあえず酸素を0,5リットル流してみると、脈は130くらいまで落ち着き、呼吸の音も改善される。

気管支拡張剤であるベネトリンの吸入。



これで様子をみようか、先生を呼ぼうか、この看護師さんと、この日のリーダーだった看護師さんとで相談を始める。



いやいや迷うくらいなら呼んでくれ真顔

小児は肉芽が大きくなるのも小さくなるのもあっという間、だから小児の気管の管理は難しいと、以前耳鼻科のオジサン先生から聞いていた。

明らかに呼吸は苦しそうだったんだから、肉芽の状態をファイバーで見ておくべきでしょ注意



それで、看護師さんたちも結局先生を呼ぶという結論に至ってくれ(至らなかったら私から呼んでと言うつもりでしたが)、耳鼻科の美人先生が急いで到着。



私が状況を説明し、それは明らかに苦しかったよねきっと、、、と言い、まずはファイバー。



肉芽の状態は変わっていない。

きっと、ちょっとした首の角度でカニューレが浅くなったり深くなったりして、カニューレの先端に肉芽がかかってしまって(つまりカニューレの穴の入口が肉芽により狭くなるということ)、それで呼吸が辛くなるのかな、と。



それならばカニューレ浅くすりゃいーじゃん!
って普通なら思うんだけど、もともと気管分岐部付近に軟化(気管軟骨が脆く、泣いたときなどに呼吸の陰圧でぺしゃっと潰れてしまいやすい)があり、

なったんの場合、最近は泣いても顔色悪くならなくなったことを見れば、泣いたくらいじゃ潰れなくなっているようだけど、今回ファイバーで見ていたら、咳をするとほぼ完全に潰れてしまっていたゲッソリ

なのでこれ以上カニューレを浅くするのは危険なのです注意




どうしよう。
うーーーーん…



この「どうしよう」は、ICUに入れて鎮静をかけようかどうかという迷い。

首の角度で簡単に苦しくなってしまうようなら、このままにしておいていいものかどうか、と。



前日からしている、滴下(目薬みたいなのをポタポタとカニューレの穴の中に垂らして、肉芽に直接薬液を届ける。液体なのでプチ溺れる)のリンデロン。
滴下は液体なのですぐに流れてしまうが、滴下よりもより肉芽に薬をとどめておける、リンデロンの軟膏も処方されていて、この日はまだ塗布していないので、とりあえずそれをやってみます!

と、美人先生。



気管の中に軟膏をどうやって塗るのか聞くと、

カニューレを一旦抜いて、そのカニューレの先端近くの外側に軟膏を塗り、そのカニューレをまた気管に戻し、押しぎみにして肉芽に届くように塗るんだそう。



それを聞き、早速やろうと準備に取りかかろうとするも、一緒に聞いていた看護師さん二人は

??

どうも理解できていない様子滝汗

美人先生若干イラッと真顔



二回目の説明をするより私が動いた方が早いと思い、私も若干イラッとしながら、カニューレを入れるときに滑りをよくするために使うゼリーがなったんの床頭台になかったので持ってきてもらうよう看護師さんにお願いし、私は肩枕と両手を押さえるのに使うバスタオルを取りに行って、軟膏、替えのYガーゼ、念のための酸素を用意。

「お母さん、何から何まですいませんね~!」って看護師さん、しっかりしてくれチーン




塗布が終わったところで、麻酔科長の女医さんも来てくれて、美人先生から今の症状と対応を報告。



うんうん、今の状況は危ない橋ではあるけど、この対応で良いと思う。
週末は人手が少なくなるけど、運良く美人先生が当直で、麻酔科医も当直に当たっているから週末乗りきろう!
もし今みたくなんか変だなと思うことがあったらすぐ教えて、なったんの状態を一番よく分かってるのはお母さんだからウインク

と私に言ってくれ、



金曜は、美人先生は午前も午後も外来で、すぐ駆けつけるのは難しいかもしれないから、何かあったときは第一コールを麻酔科にして!
顔色悪いとかならドクターコール押しちゃっていいから!

と看護師さんに伝える。



この先生がいてくれる限り安心。すごく心強いけど、



普段なったんの近くにいる看護師さんがちょっと呑気というか、大丈夫だろうと思ってしまっているような気がするのが心配もやもや



悪くは言うつもりないけど、救急のプロの先生たちでさえこんなにしっかり対応を決めてくれているくらいなのに、って思ってしまうチーン




なったんの様子は、昨日よりは少し雰囲気に慣れてきているような気がしたけど



やっぱり夜ご飯の後は泣きっぱなしみたいえーんえーんえーんえーんえーん






私がいる間のみ、プレイルーム可にウインク