今日、予定通りネジ式で深さを変えられる「アジャストフィット」のカニューレに入れ替えました!










前のカニューレは、もともとの深さが7,3センチで、そこから5,5枚分のガーゼの厚さを引いた長さが、なったんの気管の中に挿入されていた長さです。




今回使う「アジャストフィット」はガーゼ2枚で使いたいので、その分を差し引いて気管に入る深さを前のカニューレと同じにするには何センチの長さにすれば良いかと言うと、、、




耳鼻科の先生「野生の勘ニコニコ




笑い泣き





そうですよね、ガーゼの厚さなんて圧迫具合でいくらでも変わるし、計れないですよねー(笑)



そんな適当な先生も好きさニヤリ
むしろきっぱりしていて気持ちが良い(笑)
(適当でもちゃんとしっかり診てくれていますグッ)



「とりあえず、7センチにしてガーゼ2枚で入れてみよう。」




まずは、前のカニューレのままの状態でファイバースコープで中を見て、気管分岐部の上のどのくらいの位置にカニューレの先端が来ているかを確認。
そしてその図を頭にインプット。




そして、これから使うアジャストフィットを7センチの長さに調節し、私も念のため酸素とサクションをすぐ使える状態にスタンバイさせ、なったんの両手と、カニューレを抜いている間に気切孔がアゴ肉で塞がれないよう気道確保のため顎を押さえます!





いざ、アジャストフィットを挿入!
すぐにファイバーで中を見て深さを確認します目





私「さっきよりほんのちょーっとだけ浅いです?」



先生「いや、分岐部直上の潰れやすかった部分も少し強くなってきている印象だな。これで首ヒモ固定しよう!








↑最近よくこの首かしげポーズしますデレデレ






姿勢によってや動いているうちに少し深さが変わると思うので、一度自由に動かせて数分経ってから再びファイバー。




そしてお昼ご飯を食べ、少し経ってからまたファイバー。




今のところ大丈夫ウインク





これでもう少し見てみて大丈夫そうなら、頃合いを見てこの長さでネジが緩まないようシリコン接着剤で固定するそうです!




半年前、転院してきてすぐにこのアジャストフィットを試したときは、知らず知らずのうちにネジが緩んでいて挿入部分が2センチくらい浅くなってしまっていて、泣いた拍子に気管軟化(気管が潰れる)の症状が出て、窒息しかけた事があるのですチーン





今日カニューレを変えて今のところは何もありませんが、前回はカニューレを変えてから約一週間後の窒息未遂だったので、まだまだ気が抜けません!





夕方になり、耳をすますと呼気の最後に少しだけ高い音が聞こえました。
聴診すると肺に痰の音は少し聞こえたので呼吸介助と吸入で排痰を促してサクションしましたが手応えなし。

カニューレが深くなって気管支に行く穴に少しかぶってしまうとキューキューと狭窄音が聞こえるのですが、その前触れだったら嫌だと思い、念のため先生に言ってファイバーで見てもらうことに。



「入れたときよりは少しだけ深くなっているけど、通り道を障害するほどにはなっていない。呼吸に支障はないウインク




良かった星
とりあえず大丈夫そうですガーベラ




今日日中担当だった看護師さんは、先月入って最近一人立ちしたばかりの方だったので、今までカニューレが浅くなって気管軟化で窒息してICU送りになったこと、逆にカニューレが深くなって気管分岐部に突き当たってカニューレの穴が塞がれてサチュレーションが30くらいまで急降下して意識を失って冷や汗吹き出し顔面蒼白になったことなど、なったんの体験談を話して(少しビビらせ…笑)注意深く観察してもらえるようお願いしました!



なったんと付き合いの浅い人は、今目の前にいる元気モリモリのなったんにみんな騙されるのです宇宙人くん



今なったんの気管を注意深く診てくれている耳鼻科の先生でさえ、初対面の時には「大学病院からもらっていたカルテをみたらどんな重症な子が来るんだと思っていたけど、全然軽いです。もっと重症な子はどっぷり重症感あるし。」と言っていたくらい。

でもこの病院でも心マまでいく事態になったし、先月も「よく今生きてるよね」と語り合ったくらいだし、今は第一印象とは違うんだろうなと思います。
今度聞いてみようニヒヒ




これで、今度こそ退院の夢を叶えようなったん桜




このまま。このままチョキ