誕生日前日の10月27日に初めて離乳準備食を出してもらったなったん。



一般的に準備食の目的は、
「ミルク以外の味に慣れる」
「スプーンの感触に慣れる」
ための、シャバシャバの液状のもの。

昔は3カ月になったら果汁を~なんて言われていたみたいだけど、
今の育児では、ミルク以外のものは5ヶ月からで十分~
っていわれているので、

病院の「準備食」ってなんかちょっと時代遅れに感じるんですが(笑)、それは言わないことにしてウインク




この頃のなったんは、口腔過敏があり、スプーンにびっくりしていました。





そこから1週間たたないうちに軽い肺炎になり、誤嚥が原因か?!と疑われて、準備食はストップ。



再び始められるときのために摂食リハが始り、口腔過敏の緩和&上口唇を引き下げてのスプーンの取り込みの練習を空のスプーンで続けた。



そこから1ヶ月後、12月に入り、スプーンをミルクにちょんと浸して、ミルク風味のスプーンを試してみると上手に口唇でスプーンを挟み込めるようになり、滅菌された糖液(万が一誤嚥しても肺炎を起こしにくいように)をスプーンであげてみて、上手に「ゴックン」と飲む音も確認できるように。



この頃お座りもかなり安定したこともあり、そろそろ再び始める時期に来ているのではということで、「離乳準備食」にピオクタニンブルーで青く着色したものをスプーンであげてみて無事誤嚥がないことを確認し、再び離乳準備食を食べられるように。



準備食の形状はシャバシャバでこれまでリハで使っていた糖液と同じなので、誤嚥しない形状ともう分かっているから、準備食をする意味があるのか?
次のステップである、少しとろみのついた「離乳初期食」の練習をしても良いのでは?

と聞いてみたんだけど、
「初期食」だとアレルゲンとなりやすいたんぱく質が始まるので、まずは食材に慣れる意味で「準備食」からやろうということで、

「準備食」
重湯
野菜汁
果汁



上限各10口ずつ
時間も30分以内

ということで続けていましたウインク



すっかり口腔過敏はなくなりスプーンを嫌がることはなく、後半になると集中力は低下してスプーンをかじってギシギシ音を鳴らして遊んだりするものの、さすがに最後まで集中しろと言う方が無理なので、途中ちょっと笑わせたり、褒めちぎっておだてたり(笑)とうまく気分転換のアクションを入れつつ、30口を15分くらいで食べられるようにキラキラ

ただ果汁はあまり好きではないようで、ミカンだろうがリンゴだろうがモモだろうが梨だろうが


基本的にこんな顔(笑)

しかも最近、嫌なときは首を横にブンブン振るようになり、この時は首が飛んでくんじゃないかと思うくらいブンブンブンブン振り続ける滝汗

人肌温度のミルクしか口にしてこなかったので冷たいものが慣れないんだろうトロピカルカクテル





そして年が明け、

準備食のメニューは一通り食べたこと。
準備食の形状のものは全く問題なく食べられていること。

そろそろ次のステップである「初期食」に行けないか?
今はシャバシャバの形状だから、スプーンを傾ければ勝手に口のなかに入って行くけど、とろみが強ければ、ちゃんと自分の唇で挟み取らなければ口の中に取り込めないし、舌で口の奥に送らなければゴックンできないし、初期食にすることでより上手になる予感がする!

そんなことをPTさんに相談し、
リハ科の医師、耳鼻科医、摂食嚥下の認定看護師、循環器科医(主治医)と相談して、ついに昨日「離乳初期食」にステップアップしました!



3分粥(裏ごし)
野菜
果汁
たんぱく質食材



とろみは初めての形状なので、PTさんと、耳鼻科医が見守る中、

唇での取り込みは上手にでき
口をモゴモゴ動かして(舌で食材を奥に送っている)
ゴックン!



「全然問題ない」と耳鼻科医からもお墨付きをいただきましたチョキ



初めての「たんぱく質食材」昨日はカレイだったんだけど、薄ーく醤油で味付けされていて美味しかったようで、食い付きがいいうお座


そして、果汁。
温度は今までと同じで冷たい。
とろみは強め。

今まで果汁は苦手で、冷たいものは嫌いだと思っていたんどけど

なぜか喜んで食べているポーン
早く次の一口をくれと言わんばかりに口を開けて。



結局今までの果汁の何が嫌だったのか、わからなくなった滝汗
でも食べるようになったから良かったかな(笑)




お粥、野菜、果汁は各10口ずつ、たんぱく質はアレルゲンになりやすいので5口を上限として、しばらくやっていくことにしました音符



またひとつ進歩できたことに、嬉しく思いますまじかるクラウン