上田のホテルで朝食。
郷土色の見られないメニューで少しがっかり。蕎麦も野沢菜も野菜の煮物もなかった・・・。

上田9:41発の「あさま」で大宮へ。大宮から「こまち」で秋田へ向かう。
今日はなんか胸騒ぎがするので、早めに駅に向かう。少し早く着いて、駅の土産物屋でも見ようかとも思った。長野は母の里でもあり、懐かしい土産物でもあればと思ったのだ。

上田駅には、予約した列車(「あさま516」)の発車25分前に着いた。
するとなんか異変が起きているようである。駅のアナウンスで、「隣の佐久平駅で落雷のため停電、長野新幹線は上下線とも運転見合わせ」と言っている。「ありゃりゃ」と思ったが、アナウンスをよく聞くと「あさま514号は、現在当駅で運転見合わせ中」と言うではないか。

ということは、今なら一本前の列車に乗れる可能性があるということだ。
即座に「みどりの窓口」に向かう。私の後ろには、同じことを考えたであろう人が、10数人あっという間に並んだ。
首尾よく「514号」に変更してもらうと、今度は「ただいま復旧しました。あさま514号の指定券をお持ちの方はホームにお急ぎください。発車しますのでこれからあとの514号への変更はできません」
と駅員さんの声。

危ないところだった。私がホームに上がると、もう乗る人がいないのを確認してすぐにドアが閉まった。
25分も前に駅に来ることなどめったになく、なんか虫の知らせのようなものを感じたのだ。

私はいつも何かに(誰かに)護られているような気がしてならない。
というわけで、大宮には当初予定の列車より少し早く着くことができた。ここで今度は秋田行き「こまち15」に乗り換えだ。

大宮駅のコンコース内は、「駅ュート」とかいうショッピングモールになっていて、ウインドーショッピングを楽しめた。本格的な文具屋、本屋、そして食料品店もあり、構内なのにちょっとした駅ビル並みである。

「神戸屋」があったので、そこでローストチキンサンドと、パストラミサンドをテイクアウトする。
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(「こまち15」大宮に到着!)

11:22、定刻に大宮を出発。

すぐグリーンアテンダントが来て、携帯スリッパ、おしぼりと、ドリンクサービス。グリーンアテンダントは、秋田の人なのだろうか、昔の桜田淳子似の美人だった(そう言えば、桜田淳子も秋田出身だったな)。
中学生のころ、秋田市民体育館に桜田淳子のコンサートを見に行ったことを思い出した。

アイスコーヒーをもらい、サンドを食べる。
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ボリュームも充分で味も良い。「こまち」は盛岡から在来線(田沢湖線~奥羽本線)を秋田へと辿る。
田沢湖線に入ってすぐ上り「こまち」とすれ違いのため停車(客扱いしない「運転停車」)。単線なのだ。
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秋田県境を行く。
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秋田に14:54、定刻に到着。本当に懐かしく感じる。
いったんホテルに入って夕方まで事務処理。

19時に大町、いわゆる繁華街の「川反」(かわばた)の割烹「かめ清」へ。
食事しながら、打ち合わせ(守秘義務ありの仕事)。

秋田は北前船やらなんやらで京都との結びつきが昔から強いと言われるが、店に入ると確かに京都の割烹にいるかのような感じがした。何がどうというのではないが、雰囲気がそうなのである。

料理では、焼き河豚と河豚ひれの入ったお吸い物は素晴らしかった。
焼物の鰻味噌漬けもまた珍しいもの。
このように珍しい料理もあり、秋田独特の食文化を感じる割烹の会席だった。
酒は「刈穂」の大吟醸だった。
「秋田もなかなか美味しいぞ!」