昨日8月11日は、肺がんの手術をしてちょうど1年でした。
1年前のあの日、麻酔が切れ目が覚めて始まった悪夢のような時間。
痛い
苦しい
喉が渇いた
痛い
痛い
ICUにいたあの時間は、思い出すだけでゾッとするほど苦しかった。
痛くて動けない
喋れない
あぁ、ナースコールはどこへ…
看護師さん呼べない
ベットの上にウォーターパットのような柔らかいマットを敷かれ、その上に寝ていたのですが、柔らかすぎて腰が沈んで、腰痛ハンパなかったです。
腰の下に何か固いものを敷いてくださいとお願いしましたが、床ずれ防止?のマットなので、と聞いてもらえず。
ただひたすら痛みに耐え、翌日の自分の部屋に戻れる時刻になるのを待ちました。
あんなに、時が経つのを長く感じたことはないな。。
あの日は辛い思い出しかない。
そして、私の闘病は手術後から始まった。
この1年、いろんなことが起こりすぎて家族には本当に心配をかけてばかり。
でも、病気になって気づいたことはたくさんある。
勉強できたこともたくさんある。
この先、どう生きたいか。
癌になって、1番に考えさせられたこと。
答えは出ないけど
今やりたいことを、先延ばしにしない。
私には、今しかない。
もちろん、まだまだ生きるつもり。
だけど
『もしも』
のときに、後悔だけはしたくない。
1日1日を大切に生きようと決めた。
愛する家族、友達との時間をたくさん作ろう。
感謝して生きよう。
なんとなく生きていた頃より
今の方が幸せかもしれない。
私は生きる。絶対に。