なかなか現在に追いつかないので、省略して経緯を。

2015年10月 
抗がん剤治療スタート
シスプラチン+ナベルビン
補助化学療法のため、4クールの予定

12月初め
なんだか肋骨が痛い
主治医に伝えると、骨転移の可能性があるから、検査をしましょう、と。
抗がん剤は3クールで終了することに

骨シンチ検査で、右肋骨に集積あり
詳しい検査のため、PET検査をすることに

12月23日 PET検査
他院にて検査したところ、肺に空気が溜まっているからすぐに大学病院へ行くように言われる
右肺気胸になっており、救急で処置。そのまま入院。
なかなか治らない気胸。
クリスマスも年越しもお正月も入院。
病室で1人で迎えた2016年。

2016年1月6日
胸腔ドレーンを刺し直すという苦行の後、先日のPETの検査結果の説明。
肋骨に1箇所、集積あり。早くも転移。
主人と泣きながら、先生の話を聞く。
刺し直したドレーンの痛みが強く、私は途中で病室へ。
その後、主人が先生とどんな話をしたのかは知らない。

15日 やっと気胸が治り退院



シスプラチン+ナベルビン
私には効かなかったか。頑張ったんだけどな。髪も抜けたし。

私はEGFR陰性、ALK陰性。
使える薬はかなり限られる。

ということで、先生にオプジーボを薦められた。
やってみる価値はある。
でもね、治療開始前に、リフレッシュさせて?
少しだけ実家に帰らせてもらった。


肋骨転移の治療、本当は1月から始める予定だったのに、気胸のおかげで2月後半スタートの予定になった。
前回の検査から約2ヶ月も空くことが不安で、治療直前にもう一度検査をしたいと申し出た。

2月18日 PET検査
2月22日 オプジーボ開始

オプジーボ投与の翌日、先生から電話がかかってきた。
18日のPETの検査結果が届いたとのこと。
「それがですね。肋骨にあった集積がなくなっているんです。」

はい?
消えた?
治療してないのに?
いや、めちゃうれしいけど、どういうこと?

数日後、病院で画像を見せてもらったところ、あらまぁ、本当に消えている。
先生ははっきりと「理解に苦しむ。私にはわからないので、整形外科の先生に診てもらいましょう」と。


整形外科の先生、初対面。
とても丁寧な方でした。
肋骨について、手術時に広げた箇所が治りきらない時にポキっと骨折していた可能性があるね、と。
最近のCTを見ると、骨折の治りかけに見えるな、と。
それよりも問題は新たに指摘された、右骨盤。PETではぼんやり、でも結構大きく光ってた。
MRI検査をすることになり、また数日後に診察。
人間って不思議なもので、それまで痛みなどまったく感じなかったのに、右骨盤に怪しい影が…と言われた途端、痛み出す右足、右腰。
病は気から、です。

MRIをみても、転移だと確定はできなかった。
先生いわく、肺がんの転移にしては影がぼんやりしてるんだよねーと。
腸骨と恥骨に影が跨っているのも、珍しい、と。
転移かどうかわからない状態で治療するのは、良いことがないので、とりあえず1ヶ月ごとに経過を見ていくことに。

次の検査は4月1日。
それまでは、病院に行かなくていい!
やっと、休憩できる!
夏からずっとずっと、闘い続けてきたんだもん。
少しくらい休んだっていいよね。

肋骨が転移じゃなかったように、骨盤もきっと転移じゃない!
そう思って毎日笑顔でいよう!
そうすれば、がん細胞はきっと私の身体から逃げていくはず。

しばらく、病気のことは忘れて過ごしたい。

たくさんたくさん心配をかけて、たくさんたくさん頑張ってくれている主人にも、休んでもらわないと。


ということで、明日から1泊だけど箱根旅行♡
ワクワク♡
そろそろ寝なきゃ!