Yoiyoiです。
さて、愛車のスイスポ君ですが、どうも6月28日あたりから調子が良くない。
いや、それ以前からちょいと変だったことがありまして。
①バッテリー電圧の低下
通常は12~14.5Vあたりなのですが、自分のつけている電圧計だとたまに12Vを下回ることがある。そして12Vも前半であることが頻発するように。
②アイドリングが不安定
アイドリング時、エンジン回転数が500~1200回転あたりを往復するように。
さらに、走行してDレンジのまま速度を落として止まる直前に、いきなりストンとエンジン回転が落ちる。エンスト寸前になる。
③エンジン始動直後にエンスト
エンジン始動後、1秒くらいでエンストをたびたび起こすようになった。
④停止状態からの右折時にエンスト
これは一番驚きました。一瞬エンジン回転が落ちた拍子にエンストを起こした。
音楽鳴っている、エアコン効いているのにハンドルがえらい重いなと思ったらストール・・・。
さすがにちょっとなと思い、色々探ってみることに。
まずはバッテリーチェック・・・。
チェックしたが13.1V
まぁ、別にそこまでへたっているわけでもない。
それにバッテリーがだめならセルが回らなかったり、回りが悪い場合もあります。
そういうわけはないので、今度疑うのは・・・オルタネーター。
オルタネーターは電気を発生させる重要な部品。こいつがイカれるとライトが不安定になったり、エンジンのパワーがなくなったりします。
オルタネーターが怪しいと、そのときは思いましたが、もう一つ、考えなきゃ行けないことが。
それは、スロットルの汚れ。
スロットルボディといって、エアクリからエンジンに行く間にあるものなのですが、空気を吸ってエアクリで汚れをある程度キャッチするのですが、エンジンからまた戻ってくるブローバイガスがスロットルのすぐ近くにあるため、煤がスロットルのプロペラにたまってしまうのです。
そうなると、プロペラがほぼ閉じている状態(アイドリング状態)だと煤が邪魔で空気が思うようにエンジンに入っていかないのでエンストするという現象です。
これはM16A型エンジンの持病ともいえるもので、まずこっちから疑うべきだと考え、行動に移しました。
まず、この呉社のエンジンコンディショナーを購入。普通にカー用品店に売っています。約1000円。
その他工具、手袋などを用意し、作業開始!
まずはエアクリーナーを外します。純正だとSUZUKIと書かれたカバーを外す必要がありますが、私はアールズさんのを取り付けていますので、やり方は違います。
チャンバー内のフィルター。
これもそろそろ交換ですね。こんどポチります。
綺麗なカーボン巻きとなっています。
さらにはエアフロセンサーと、ブローバイの筒も取り外すと、このようになります。黄色で丸くした部分がスロットルのプロペラがあります。
ここにさきほどのエンジンコンディショナーを吹きかけると・・・真っ黒の液が出てきます!
さらに脂取りでこするように拭いていくと・・・
このように真っ黒!
これ全部煤の汚れです。
丹念に、根気よく取っていきます。
汚れがつかなくなったら、元に戻していきます。
そして、いざエンジン点火!
なんと!
アイドリングが安定しました!
さらに、先ほど書いた①~④の現象は全て解消してしまいました。
なぜ電圧も解決したのかよく分からないのですが(笑、まぁいいでしょう!w
他にも治ったことがいくつかありまして、
まず吹け上がりがすごく良くなったこと。初加速がいままでと全然違います。
さらに、今までは峠とか走ってて3速から2速に落とすとガクガクしていたんです。
でもそれも解消してしまいました!
いや~!これディーラー持ってったらスロットルバルブ自体の交換になって、工賃含めて6万円コースですからね!
それを1000円ちょっとで治してしまいました!
M16A型エンジンの持病みたいですので、興味ある方は是非ともやってみて下さい。
では
終わります!