この土地の風土と繭の特性を最大に考慮された建物──木材で骨組を造り、壁に煉瓦を用いた「木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう)」という工法。煉瓦は「フランス積み」です。
窓には、当時 日本には珍しいガラスが使われていました。
子どもの頃、身近にあった繭ですが
出荷した後のコトは何も知らなかったので
とても興味深いです。
60°ぐらいの熱湯の中でクルクル踊る繭
繭から、
眩く美しい細い糸を逆再生で巻き取られ
透明になった中にサナギがいます・・・
さわってみますか?
女性の声に前列の見学者は
ε=ε=┏(゚ロ゚;)┛Σ≡ヘ(; >д<)ノ ニゲロ~!!~退散
手を出したのは私だけ Www
「干しぶどう」のような大きさと硬さ
地方によっては、このサナギも甘辛煮して食べるそうです。蚕はホントにムダのないモノだったんだすね(*^^*)
ダンナさんも私の陰から手を出してさわってみてました(๑°ㅁ°๑)‼メズラシィ!
それを遠目に見てる人々 Www
2階は乾燥させた繭を貯蔵していたそうです。

とても広~ぃ *゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...
ガイダンス展示内の映像コーナーで
富岡製糸場紹介のDVD を観ました。
(DVD所要時間20分)
ブリュナエンジン(復元機)展示施設

文化財建造物としての
保存修理・耐震補強・公開活用
を同時に進めています。
見学施設は工事の間、全体を覆う素屋根(覆屋)に付設して造られていて
歴史や価値・特徴・工事の内容を説明しています。
屋根を支える小屋組みには
「トラスト構造」が用いられるなど西洋の建築技術が導入されていますが、
屋根は和瓦で葺かれ、煉瓦積みの目地には漆喰が用いられるなど伝統技術も使われています。
内部の写真撮影はできませんが
ガイドの方のお話はとても興味深く
祖父母家に繭をみにきていた人相の悪いおじさんが、養蚕教育を受けた日本の養蚕・製糸のエキスパートだったことを知りました Www
完成は2020年頃。
西置繭所の修理が済んだら東置繭所。
輸入した鉄板を用いて横須賀造船所の関連施設で基本的な造作が行われ、当地で組み立てられたらしい・・・
クレーンのない時代 ── いったい
どうやって持ち上げたのでしょうか?Www