今年3月の静岡旅。
初日は、大井川鐵道の乗り潰しです^ ^
長い長い大鉄の、最奥にある井川駅を折り返してアプトいちしろ駅まで戻ってきました。
もうしばらく山の中にいるので、窓の外の風景にもすっかり慣れてきましたが、たまに見せられる渓谷美にはハッとさせられます。
谷をくねる、エメラルドグリーンやミルキーブルーが美しい。
沿線の他の駅と比べて、比較的大きな駅が現れると奥泉駅。
奥大井と寸又峡の分岐点にあたり、寸又峡へは路線バスに乗り換えます。
寸又峡と言えば、絶景スポットで有名な夢の吊橋があります。
一度は行ってみたい場所ですが、鉄道とバスだとアクセスにそこそこ時間を要するので、マイカーじゃないとしんどいかな。
帰りも行きと同じ駅員さんに見送られ、奥泉駅を後にします。
行きは「いってらっしゃい」帰りは「また来てね」の可愛らしいイラストを掲げていました。
井川線が終わりに近づくにつれ、川幅も広くなってきました。
ただこれまで見てきた通り、大井川水系はダムが多く、川幅に比べて水の流れは細めです。
雲ひとつない青空を見上げながら、吊橋を潜ると川根両国駅。
そして井川線の終点、千頭駅に到着です。
やっとこさ、ここまで戻ってきました。
ぐーんと伸びをして、身体をほぐします。
日本唯一のアプト式鉄道、貴重な体験をさせてもらいました。
さて、乗り換えのSLまで半時間ほど時間があります。
駅を出て、駅前の通りを散策しました。
小さな土産屋を覗いてみると、色んなお茶のお菓子が並んでいる。
この辺りは、全国的に有名な川根茶の産地だよとレジの方から声が掛かった。
お茶の羊羹が美味しそうだったので、少しばかりお土産に買って帰りました。
駅に戻ると、駅そばがあったので遅めの昼ごはん。
空っぽの胃に、暖かい蕎麦つゆが染み渡ります。
ぺろりと平らげちゃいました。
SLは事前予約でしたので、改札窓口で料金を支払い急行券を受け取ります。
ホームへ向かうと、既に蒸気を吐きながらSLが待機していました。
4両いる中で、今回お世話になるのはC11形190号機。
3月なので、受験生を応援するHMを付けていました。
一方の客車は、昭和初期に製造されたものです。
かわね路のプレートがはめ込まれています。
あと、大鉄と言えば本物さながらのトーマス号。
今年は、6月から10月までの主に週末の運行になります。
発車時刻が近づくにつれ、シュシュシュと蒸気が活発になってきました。
発車前には、汽笛が山あいに鳴り響きます。
4両の機関車それぞれ、汽笛の音が違うんですって。
木の座席に木張りの床、古い扇風機。
ぐるぐると何処を見ても、凄くレトロです。
これが今でも軽快に線路を走るのか。
ここはもう、昭和初期を現在でも体験できる動く博物館ですね。
ボックスシートの窓下には灰皿が。
駅の構内まで禁煙になるこのご時世、昔はここで吸えたんだよな。
もちろん、灰皿は使えませんし車内は禁煙ですよ。
千頭駅を出てすぐ、手動の転車台があります。
明治30年と国内のイギリス製転車台では、おそらく現存最古のもの。
ほぼ毎日使われているそうです。
そして、第四橋梁を渡ります。
大井川に架かる四つの橋のうち、千頭駅手前にある橋です。
陽が傾きかけた大井川に沿って、SLは軽快に走り抜けていきます。
窓を開けると、力強く走る機関車の鼓動が聴こえてきます。
写真がSL急行券。
青部〜崎平駅間とあるので、第三橋梁を渡っているところかな。
どの橋も絵になるなあ。
午後の強さが和らいだ日差しに、川から吹く心地よい風。
缶ビール片手に、窓の外を眺めたい気分。
うん、缶ビールを買っておけば良かったな。
塩郷の吊橋まで下ってきました。
長さは220mと、大井川に架かる一番長い吊橋です。
何度も言いますが、私は吊橋が苦手...
最後の橋は、第一橋梁。
一番下流側にあり、緩やかに弧を描いた大きな橋です。
次の抜里駅は、茶所らしく一面に茶畑が広がります。
ブログを書いている5月が、ちょうど新茶の季節。
茶畑の中を走ると、どんな香りがするのだろう。
沿線の主要駅、家山駅です。
SLとともに、多くの映画やドラマに使われるどこか懐かしい駅。
春になると、周辺は桜の名所となります。
桜とSLの組み合わせも、さぞかし美しいだろう。
家山駅では、南海ズームカーとすれ違いました。
次回は、大井川鐵道から天竜浜名湖鉄道へと舞台を移します。
ではではノシ
【おまけ】
新しいカメラの練習中。
京阪の大津線へぶらり。
順次新塗装へ塗り替えられている800系。
旧塗装の「びわ湖浜大津」行き先表示が撮れればと思ったが、LEDが難しい...
シャッタスピードを落としても字が途切れる。
石山駅に移動して、平和堂と80形色塗装。
平和堂の今の建屋はどうやら取り壊されるそうです(建て替え?移設?)
滋賀出身としては気になるところ。
赤い丸ポストと公園のブランコ。
行き先表示が坂本比叡山口の旧塗装。
あとは、京阪のお家芸のラッピング車^ ^






























