スコットハウエル来日 国境なき釣り人達へ | Jurassic Area
オレゴン遠征からまもなく
スコットの来日が決定し
どうしたら皆さんに喜んでもらえるか

今思い出せばそればかりを考えていました

告知、ビデオ編集、プレスなど
数えたらキリがない道のりも
全ては参加される方々に楽しんで欲しい

そして国境のない釣り人の交流を実現したい

仕事の合間を縫って走った数ヶ月も
今思い出せば、無休で走り周りました

そして
12月14日
成田空港には、ひときわ大きいスコットが
少々フライトの疲れもあり来日
声をかけた瞬間、その顔は笑顔に!

そのままサンスイで行われるキックオフカンファレンスへ
何を隠そうこのカンファレンスは
どうしても来日した日に
参加者に挨拶したいというスコットの申し入れから発足した会で
それでなくてもクタクタなのにやりたいといった彼の発言に
私は、「本物」を感じたことを覚えています。

時間や金を超越して
人と人の関係を大事にするスコットの本当の顔を
移動中の車内で見たときに
「トッププロの追い込み方がここまですごいのか」
と思ったほどに
何よりも参加者を思う彼の姿勢に
病院送りになりながらもイベント推進を行なってよかった
と私も納得

こうしてイベントがスタートしました

12月15日
全日に府中入りし
崩れるようにベッドで眠った次の朝
今日は多摩川でのイベント
川の流れの中でのキャスティング・コントロールが中心です

いかにシンプルにキャスティングを行い
いかに素早く魚釣りを開始していくか
そう、彼はいつも言うことがあります
「キャスティングをしに川にくるのではない。釣りをしにきてるのだ」
そんな彼はシンプルにスナップTとC
そしてペリーポークを行い、どんな状況下でも素早く釣りをする体制を作り出します

いかにシンプルか
それ以上のことはありません

もしこの原理を難しく語る人がいれば
それは「釣り」ではありません
わかりやすくシンプルに説明することこそ
上達への近道

それを意識して私は通訳をしました

そして午後はタイイングセミナー
フライはスクイドロとプロムドレスの2種類

使えばわかります
何故釣れるのか
現場で300日釣りをしているプロは
北米には彼以外いないでしょう

そしてその晩も
スコットの希望通り
「日本食が食べたい」というなんともアメリカ人らしくないw発言によりw
鍋料理に決定
はじめての箸を握る姿も
「本当にはじめて?」というほどに器用
タイイングもそうですが
大きな体でとにかく手先が器用なので
箸も楽勝?だったのでしょうかw

そしてそのまま栃木へ移動
408さんの用意してくれたスィートルームにご満悦のスコット
しかし無論部屋を堪能する余裕などなく全員爆睡

そして408Clubでのスーパーライブへと向かうのでした

12月16日
408Clubでのキャスティング、タイイング、実釣、BBQのスーパーイベント
全てのイベントはまさにパーフェクト
そして相変わらず疲れひとつ見せないで、熱心に教える彼の姿は
本当に感動しました
近くで共にした私が知る彼は
とにかく参加者のことを考え
どうしたらうまくなれるか、ということをひたすらに考えている
素晴らしいプロアングラーでした

このブログで書きたかったことは
イベントの内容よりも
全米No1プロアングラーの彼の本当の姿

その姿はあまりにもプロ意識が強く
自分の体力を捨ててでも参加者を笑顔に変えることに専念する
真のマスターの姿でした

車の中に乗ると
ホッとした顔で
「今日はみんな楽しんでくれたか?」と確認を入れるその姿に
オレゴンで見たカリスマ、スコットハウエルは再度見ることができました

何故、最大手メーカーが彼にこぞってスポンサーにつき
全米の中でも陣を抜いて注目されるのか
それは、オタクな理論だけで語ることではなく
「実釣」の中で結果を出す
真の「ハンター」の姿
背中で語るプロのオーラ
それ以外ないのかと思います。

そして最終
12月17日

どうしても彼に最初の1本はワイルドを釣らせたい
そんな思いで北海道へ
友人として彼へのささやかなプレゼントです

そんなとき1通のメールがYunさんより届きました
「釣りになってます。〇〇で釣れました」
大変ありがたい情報でした

そして北海道に着くと
協会でもご一緒のラッキーフィールドの吉原くん
そして十勝のレジェンド高橋さん
名寄にこの人ありの千葉さん

見渡せば僕以外皆さんプロガイド

そうです
日米プロガイドの集いです

釣りキチには国境なんて存在しません

先進国アメリカでは
国境どころか
メーカー同士も交流して
フィッシングシーンを盛り上げています

我々日本も
もっとそういった根本の背景をしっかり見ていくべきだと私は思います

日米のガイドが十勝で出会う
それ以上に大事なことはありません
そしてその本当の背景には
日米の釣りキチが十勝で出会う

最高のひとときでした

雪の中で語る釣り談義
高橋さんの作るおいしいコーヒー
吉原くんの作るカップラーメン、奥様の手製のおにぎり

千葉さんの大きな声w

全てが十勝のフィールドに溶け
マイナス10℃なんて感じないほどに
興奮する瞬間

この釣りキチのたまらない時間を共有できたことが
スコットとの最後のプライムタイムでした

彼は最後に言いました
All good my friend!
Everybody is just so wonderful!
全てが最高だ
そして全ての人々が素晴らしかった

私は彼の来日で大きなことを見つけました

釣りとは引出しの多さ
スカジットでもスカンジナビアでも
そしてルアーでも餌釣りでも
その最高の時間を共有できる仲間の笑顔が最高のご馳走

そして国境も経験もメーカーも関係なく
「本物」が感じる世界観

この経験を生かし
ひとりでも多くの方々に大きな仲間達のサークルが描ければ
これ以上に望むものはないと感じました

本物は背中で語る
理論やウンチクよりも大事な
「ライブ」
そのライブの中で、少しでも新しい発見が
参加者の皆さんにあったら心から幸せです。

今後408Clubでも様々なイベントを開催していく予定です。
ルアーの人でも
餌釣りの人でも
ご興味があれば是非参加してくださいね

最後にスコットと僕の共通の音楽の趣味である
ブルースサウンドに載せて
今回のイベントの動画を掲載します