いや〜、すっかり梅雨入りですね。
って書いて、そのまま放置してました。反省。
皆さま覚えてますか?お久しぶりです!
長期サボタージュから帰ってきました!
そんな今日のゲストは「CRAZY PENCIL」です。
渡辺義弘氏が手掛けるハンドメイドルアーがオリジナルモデル。
しかし、ハンドメイドルアーは生産性に限界がある。市場に出回る数は極僅か。
それでも運良く入手できた人が味わえるルアーアクション。
より多くの人に味わってもらいたいのに追いつかない生産。
予約数に対して生産数が追いつかないでしょう。
う〜ん。
そう考えると、やっぱハンドメイドルアービルダーは凄いですね。
見た目とアクションと確かな釣果を三位一体で作り続けなければ意識高い日本人に認めてもらえない世界なのに、売れ残って中古ショップを値下げされながら転々とする運命かもしれないのに。
そう成らずに人気なんだから、本当に凄いです。
実際、転々としてるルアーは数知れずですね。
厳しい世界だと思う。
世の中に出回ってる「CRAZY PENCIL」の共通点は横アイ。
渡辺氏がたどり着いた答えなので、そこは当たり前に押さえておくポイントですね。
もしも縦アイでクレイジーペンシルを名乗ってるルアーがあったら、それは間違いなく偽物でしょう。
さて、ここで少々クレイジールアーヒストリーを。
元々クレイジールアーは渡辺義弘氏のハンドメイドルアーだって事は冒頭で触れましたね?
加古川方面で生湯に浸かった伝説のルアー。
当時神戸から加古川へ通っていた渡辺氏。
「流れが早い加古川のバスを攻略したい。」
その一心で試行錯誤して細身のペンシルにたどり着き、友人にプレゼントしていたそうな。
エラに刻まれし「Crazy」がカッコいい。
プレゼントした友人達から大好評となり市販される運びへ。
やがてフォトダービー(懐かしい)の上位入賞者が多数使用していたルアーがクレイジーペンシルでした。
そして加古川から全国へ知名度が上がり、また、全国のバスも良く釣れたとあれば万人が欲しがるモノ。
あっという間に入手困難の伝説ルアーへ。
「欲しい」と求めるバサーは絶えなかった。
時は流れて90年代。
そんなバサーに応えるべく立ち上がったブランドがスプラッシュクラブ。
バルサ材で量産する気合いの入りよう。
ベリー部分に「crazy」とマジックで手書きした様に書いてあります。
しかし、出来上がって全国へ羽ばたいたソレは…渡辺氏に「形はクレイジーペンシルだがアクションが違う。全く別物だ」と言われるまでに。
そして瞬く間に市場から姿を消しました。
その後、当時「COOL」と言うブランドでルアーをリリースしていた息子の悟郎氏がプラ製インジェクションモデルをリリースする事になりました。
どうしてもバラつきが出てしまうバルサ製を一つ一つテストできないし、プラ製ならバラつきも抑えられて生産性も申し分なし。
程なくして全国発売されました。
とまぁ、簡単に書きましたが発売まで試行錯誤の連続だったに違いない。
比重の違う素材を同じアクションにするのは難しいと思います。
オリジナルモデルはコーティングの厚さも拘ってたみたいですしね。恐ろしき世界です。
極限までシンプルにされたボディー。
氏曰く「今のルアーは装飾的な部分で人を釣るけど、僕のにはそれはない」
それほど完成されたルアーなのです。
かのオリザラも装飾無しで良く釣れますよね?
完成されたルアーに飾りは要らないと言わんばかりに。
ガチャガチャと賑やかなルアーには、その楽しさもありますが「そのルアーが“どの条件”で編み出されたのか」を知り、意識して使う事で見えてくる物があるでしょう。
自分の引き出しを増やすチャンスですね⁉︎
イレギュラーなダイブ&ダート。
立ち浮きによるシルエットの小ささ。
何より良く飛び扱いやすい。コレでしょ。
「クレイジー」と冠してますが、バスの方を狂わす方のクレイジーですね。
狂おしい程の釣果を約束してくれるでしょう。
ウェイトはベリーフックとテールフックの中間ややテール寄りに2つ。
ノンラトル仕様となってます。
肉薄のプラスチックボディーが軽快に鋭くアクションしてくれます。
11cm/12g
万人が扱いやすいサイズですね。
パケも至ってシンプル。
まるで「思うがままに動かしてください」と言われてるみたい。
そうそう。
シリーズには“未塗装モデル”もありましたね〜。
シールアイやフックやリグが同封されていて、自分好みに塗装してくれ!ってやつ。
お値段も少し安く設定してあったっけ。
クリアーカラーのルアーは年々見なくなってきたかもしれませんね?
私が知らないだけなのかな?
自分なりに塗るのは小学生時代の楽しみでもありましたが。
今じゃ勿体無くて塗れないな〜。
今でこそレッドペッパー等の活躍で確立された立ち浮きペンシル。
“釣れる”と認識されて感化されて使ってみたら当たり前の様に釣れたでしょ?
止水域でも良く釣れるアクション。
そのアクションは流れが強い加古川で練り上げられたモノなんです。ワームが嫌い(苦手?)な渡辺氏によってね。
一度は「喫茶BASS」に立ち寄りたいものです。
その前は「スター」と言う名の理髪店さんだったみたいですね。
日本初のリアル系立ち浮きペンシルの威力はプラスチックになっても衰え知らず。
バスを狂わせてツレツレ!









