何をやっても上手くいかない時期だった
慣れない環境の中で必死に自分のあるべき姿を探して
見えない未来に踠いたりした
でも結局守らなくちゃいけないものは
「自分がどうありたいか」
いちいち人の一挙一動に一喜一憂して
私の貴重な残された時間を無駄にするわけにはいかない
そう気持ちを切り替えたら
小さな幸せが舞い込んできた
その幸せをかみしめて
別の幸せを自分から掴みにいったら
以外と手の届くところにあったことに気がついた
それがとても嬉しくて
身悶えていたら
今度は別の幸せが自ら舞い込んできた
本当に何をやっても上手くいかない時期だった
そして一番解決してほしことはまだ解決しそうもない
むしろ行ってほしくない方向にゆっくり、でも着実に転がっている
でも
顔を上げてそこから視線を外さないと
見えないものがある
景色がある
聞こえない声や
音がある
苦しくても上を向くしかない
下を向いて固執していたところで
失った時間は戻らないし
死へのカウントダウンは待ってはくれない