やっぱり名作 「アラジン」2019年実写版 | 気ままに気軽に適当に

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ギリギリ昭和生まれが文章力アップのために始めたブログです。
徐々に成長が見られるといいんですが。

先日見た、スパイダーマン:ファーフロムホームの興奮がまだ醒めていませんが、
その前に先週見た「アラジン」を語りたい!

ということで、今回は絶賛公開中の「アラジン」!

アニメ版のアラジンですが、実は初めて映画館で見た映画だということもあり、ディズニーの中でも1、2を争う大好きな作品なんですよね。
ただ、監督がガイ・リッチー。
スナッチやシャーロックホームズシリーズは好きですが、ディズニーらしさと相性は合うのか!?
と、期待と不安とが入り交じった状態で、字幕で見てきました。


アニメ版の楽しさはそのまま、実写ならではの演出が加わって、楽しかったぁ!!
要所要所のシーンは見事に再現されているんですが、実写なのでよりアグラバーの雰囲気や空気感が感じられるのはいいですよね。

また、予告では「ただの青いウィル・スミスじゃん笑」だったジーニーも、実際に映画で見てるとスゴいしっくりきてて、ちゃんとジーニーしてると言いますか。
ロビン・ウィリアムズ、山寺宏一に続く、第3のジーニーとして確立されてました。
ラッパーとしてのウィル・スミスが存分に活かされてるのが、今までと違うとこですね。

と、散々褒めてきましたが、大好きな故の不満...というより気になっちゃった点もありまして。
この辺はちょっとネタバレを含むので、ご注意ください。




・魔法の洞窟が最初っから口を開けてるので、ちょっと迫力不足
    →やっぱ、何もない砂漠から突然現れる、あの演出は省いてほしくなかったかなぁ。

・ジャファーとイアーゴのキャラと出番が物足りない!
    →ジャファーの動機とか、リアリティーが増して実写との親和性は高まったんですが、ちょっと普通の人っぽくなりすぎた?それに、ジャファーの歌がないじゃん。

・劇中歌「スピーチレス」のタイミングが
    →本作のジャスミンのキャラクター性を物語る、メッセージのこもったいい曲だったのですが、ちょっとストーリーの流れを留めてしまったように感じました。
        じゃあ、どうやったら自然だったのか。うーん、周りの人物を変に消し去らないほうがよかったのかもなぁ。

そして最後、これが一番重要
・アラジンとジャファーが対峙するクライマックスで「僕を信じろ」がない!!
    →市場で初めて出会ったときの印象的な一言なだけでなく、ジャスミンが"アリ王子"を信じるきっかけにもなってるわけで。
        だからこそクライマックスでも光るセリフなんだけどなぁ。


書きながら、我ながらアニメ版にこだわりすぎちゃって、懐古主義というか、難癖っぽくなってるなぁ、と反省もしてますが、ゆずれないんだよなぁ。
難しいところです。


そうそう、不安要素だったガイ・リッチーらしさは、予想以上に控えめで、逆にビックリしました。
ディズニーらしさのために抑えられたのかなぁ、とか勝手に想像してますが、それで正解ですよ、うん。