人体の神秘、あるいは褒めて押し倒す
人生ではスマホゲームで時間を無駄にすることがあります。そうでなければ素晴らしいことですが、私はどちらかと言えば無駄にするサイドの人間です。とは言ってみたものの、折角の時間を無為に流してしまうのはもったいない。ん?そうだ、ゲーム中は体を動かさないで同じ姿勢でいるから、体を固定してストレッチ運動に充てたらええやんけ!…と思って実行中のスタイルがこれです(参考画像)。股関節のストレッチですが、この姿勢を壁に向かって保ちながら使わなくなったスマホに最初から入っているBejeweled 2 というゲームをやっております。こんなやつ↓これを続けていて身をもって気付いたのですが、筋が気持ちよく伸びる程度の無理のない開き具合をキープしているのにも関わらず、「楽に姿勢を保てる」タイムAと、「痛あぁぁぁぁい!!しひょおおお!」タイムBが交互にやってきます。A 「いいよいいよ~伸ばしていいよ~どうぞどうぞ~」B 「え?まだ伸ばすの?こんなに伸ばしてたら元に戻んなくなっちゃうじゃん!はやくもとに戻して!はやく!はやく!」このAとBが数分おきに交代するのであります。これが人体の恒常性の維持(ホメオスタシス)というやつなのでしょうか。どうでも良いことですが、「ホメオスタシス」を検索フォームにタイプしたら、なぜか「褒め押し倒す」と何度も打ってしまいました。なんだか口のうまいチャラ男みたいで嫌です。どうなってるんだ私の指は。このゲームは真剣にやると約20分ほどでゲームオーバーになるのですが、痛みに襲われながらゲーム局面がピンチになったりすると、二重にスリルが増します。チャラ男くんのように褒めて押し倒す余裕なんかとてもじゃないけどありゃしません。さらにどうも良いことですが、私は押し倒すときには相手の女性とのホメオスタシスを充分に確立してから実行する派です。(BGM わたしは今日まで生きて~みました~♪ by 吉田拓郎)