「雷電お前、そ、それを知っているのか?」「知らん!」by 雷電
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「火澱突亞」(カデンツァ)
ヨーロッパ音楽の協奏曲におけるカデンツァは独奏者の超絶技巧を駆使する部分であるが、その起源は福建省の山間部に伝わる奇祭にあるという。
それは山と山の間に植物の蔓を縦横無尽に張り、その上を踊り狂うという物である。祭りが頂点に達すると蔓には油が撒かれ時には火も放たれる。ごく稀にではあるが興奮した村人は時には槍や弓矢も投げ込むという。
その様はあたかも弦楽器奏者が火が出るようなパッセージを弓で縦横無尽に弾く様子と非常に酷似するとされ、文化人類学的に見ても世界に類を見ない非常に貴重なものである。「中国の奇祭とヨーロッパの音楽史」より
