(ネタバレあり)

 

『湯を沸かすほどの熱い愛』以来、杉咲花がわりと好き。

(今は、ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』で話題になっていますが、

 そちらはけっこう好きじゃない。)

 

『孤狼の血』でも有名な柚月裕子の警察小説が原作。

とても面白かったです。

 

他の方のレビューでは「題材が古い」との意見も見られましたが、

ああいう問題は風化することはなく、今も同様の問題は社会に残っていると思います。

 

真相を掴み、そこから警察官になることを決意する主人公がかっこいい。

 

百人の命を救うために、一人を見捨てるか。

たとえ百人の命が失われるとしても、一人を見捨てはしないか。

意外と『踊る大走査線』でも同じようなテーマが扱われていると思います。

“サクラ”であり続けることを選んだ課長も、

“昔話”についてはきっと本当で本心なのだろうと感じました。

 

刑事の豊原功補の役もかっこいいと思いました。

最近は個人的には、KKとの浮名のイメージでしたが。

 

また、亡くなった親友の母親役の、藤田朋子の演技が凄いと思いました。

なんとなく素はあっけらかんとしているイメージですが、

カメラが回る前はそういう感じで、回り出したらあの演技になるのでしょうか。

 

何気にポスターも秀逸な気がします。

原作では警察官になった続編があるらしく、そちらも内容が気になります。