show劇の
昼は7人の出演者 夜は14人の出演者
それは密室の中で
誰かわからない人に招かれ
その恐怖の中で時限爆弾を切るか切らないか
それをサスペンス仕立てで
やっているお芝居だった
私がいつも見に行くの 劇団 の研究生等で
そのどれもの人が
よく光り輝いて演じていた
まずその驚くことの一つは
すごいスピードだ
そのスピードの中で
時計の時間が何回か ぴったりと
言わなければいけない
その辺がまず私は見ていてサスペンスた
もちろんストーリーのサスペンスさ
もあることだから
その辺のなんとか時間を言う時間が
見事に合っている
もちろん時計を見てから
その時間を言うのだけではなく
時計を見ない時でも
それを言う時がある
いったいその時間は
どうしてはしてるんだろう
それがまず私にとってサスペンスだった
7人と14人というまるで 倍 の人間を
それなりに演出しなきゃいけない
演出家っていうのは
なかなか難しいと思う
最近は一人芝居というのもあって
これは実に 私が思うに
便利だ だって自分が一人で
ずっとその作品を作り上げていくわけだから
多分その場合は演出家も
自分である場合が多いと思う
それというのは自分の好みで
自分の演じ方で
自分が演じることで
お客の前に立てる訳
もちろん演出家と言う
とても力強い味方それがいない場合だから
それは大変と言えば
大変かもしれない
でもそのことは逆に
一人でやるときの強みにもなる
演出されるということは
自分が演じたいと思うことじゃなく
自分が演じたいと思うことじゃない方向にも
行かなければならない
なぜこんなことを
くどくど言ってるかというと
つまりは演じるということの難しさ
演出するということの大変さ
その両方はもちろんバレエにも
当てはまる
踊ればいいというだけの踊りは
バレエはない
もちろんコールドのはしあれば
それも許されるかもしれないが
私が育てようとしている
それなりのポジションの人にとっては
そういうことはありえない
つまりストーリー性を知り
ストーリーを運び
そして結末に結び
そして人々を感動にさせる
それが全て必要だからである
そのためにはこうして
私も未だに芝居を見たり
その作り上げ方役柄の設定
どうしたらそうなるか
そういったことを諸々考えて
そういうものを見に来るし
またそういうところから
発生して踊っている人に
教えるということにも
繋がっていくのである
だからダンサー、芝居は嫌いなんて
言ってないで
必ず芝居を見る必要がある
そうすれば演じ方とかが分かるし
もちろん本を読むことで
そういったことも学べると思う
でもそれを実地に見ることが
我々実演という状況の中で
お客の前で立ってやる場合には
大いに必要なことである