藪から棒に・・・
今日の夕方、藪から棒に偉い先生から携帯に電話がありました。
「ヒデちゃん(←49才)、今晩時間ある?」
「ええ、今日は時間取れますけど、、、。」
「じゃあさ、ちょっと○○先生と一緒にさ、話がしたいんだけどいい?」
「いいですけど、、、何ですか?」
「いやさ、例の・・・」
「はぁ、、、好きにしたらいいのに」
とても相手が偉い先生とは思えない言葉使い・・・
「そうはいかないの!じゃね!○○先生と場所とか調整してまた連絡するから」
話の内容は察しがつくし、落としどころも予想できる。
まぁつまらない話なんだけど、、、。
朝昇龍朝青竜というお相撲さんがどえらい問題を起こして、いま故郷のモンゴルに帰っていますね。
話の発端は仮病(かどうかもよくわからんけど)で地方巡業を休んでからに、帰省先の地元でサッカーをやっていたらしいということ。
その体格にそぐわぬ身のこなしは、確かに腰だかの骨が疲労骨折してるとは思えない動きです。
地方巡業を休むことが何故そんなにいけないことなのかと思ったら、日本相撲協会は公益法人でした。
公益法人の存在意義は職能の社会還元です。
だから、組織の構成員である力士、とりわけその頂点に立つ横綱の理由のない巡業不参加は
日本相撲協会の存在否定になるからでしょう。
組織の統率に著しい問題を残します。
そして日本薬剤師会も社団法人という公益法人。
職能をいかにして社会に還元するかを
常に考えなければならない立場にあります。
一部の役員が組織の運営を私するようなことがあってはならないでしょうし、気づいたものはこれを看過してはならない。
公益を口にするものが私益を貪ることなど
あってはならないことなのです。
だけど、時折ご自身が公益法人の役員であることを忘れる方や、回りではそれが確かに見えているのに口にされない方がいらっしゃるようです。
薬剤師の中に日本薬剤師会などつぶれてしまえと思う人が多いのは、その人の属する薬剤師会の役員が公益法人の存在意義を失念しているからかもしれません。
いや、理解できていないまま役員になったと言ってもいいかも。
自分で思っていないことは
相手には決して伝わりませんからね。
会員さんは正直ですから、すぐにそういうことに気づくでしょう。
正直には正直でお返ししなければならないのに、、、ね。
いろんなことがあるけれど、今晩も言いたいことは言ってきました。
というか、ぼくはいつでも言いたいことを言ってきたし、言ったことはきちんと形にしてきたと思っています。
けど、そういうことを最近はきちんと聞けない大人が増えてきたと思います。
彼らの耳くそを顕微鏡でのぞいたら「私」という文字でぎっしりなのかも。それはとてもとても恥ずかしいことなのですが、お気づきになられていない方もいらっしゃる。
ねぇ××さん、、、
それはとても品格に欠けたことですよ。