231110雑◆懸命な処置の甲斐なく | ギミア・珈琲・無礼句

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どーも、ブログの管理人です。
231110雑◆mZ
ハンドルネームは、珠森幻影斎などという、
面倒な、名前を付けたんですが、
名前を呼んでくれる方は、
"みず"と呼んでください。

昨日、夕食の片づけを始める時に、
右足にグチャッ・ヌルっときて、
足をどかして見ると、大きなナメクジ。

母親のポータブルトイレの片づけをして、
廊下を移動してると大きなゴキブリいて、
ハエたたきで駆除し、

トイレの近くでも1匹ゴキブリ退治。

まさか、何か嫌な事でもあるのか?
と思いつつ、片付けが終わって、
お家カラオケを始める前に、
顔を洗おうと思ったら、
母親が浴室へ行き入浴始めたので、
台所に顔を洗いに行きました。

お家カラオケを5曲×2巡終わらせて、
あとはバンドリをプレイする前に、
顔を洗おうと思ったら、
11/08(水)に退院してきた親父が浴室で、
入浴を始めたんです。

仕方ないので、また台所に行って、
顔を洗って、自分の部屋でバンドリをプレイ。

その後、お家カラオケのデータを元に、
ブログを書いたんです。

片付けした後の食器を片付けたり、
米の仕込みをしていた炊飯器を見に、
階段を降りたんです。

すると、浴室の引き戸が半端に空いてて、
灯りが漏れてます。

隙間から、脱いだ衣類が見えたので、
親父が片付けてないのかな?と思い、
親父の部屋を見ると、照明が付いたまま。

いつもなら、この時間は引き戸を締めて、
部屋の灯りを消して寝てるハズの時間。

母親の入浴の後も片付けたけど、
親父の入浴の後片付けもするのか?
と思って、脱衣所から浴室に入ると、
浴槽の蓋が半分開いたまま。

これも片付けるのか?と思って近づくと、
私の親父が、頭頂部までお湯に浸かってて、
慌てて引き上げて、
「お父ちゃん!!!」「お父ちゃーん!!!」
と大声で何度も叫びましたが、
何の反応もありません。

その声に気が付いて起きてきた母親に、
救急車を呼んでと叫びました。

救急車が到着して、救急隊員たちが、
親父を引き上げて、タオルをかけて、
救急車へ運びます。

家族の方に来てくれと言われ、
母親に、帰りのタクシー代を貰って、
部屋着に上着を羽織り、サンダルを履いて、
救急車に急ぎ乗り込みました。

病院へ着くまで、口に管を入れて、
救急隊員の2人は、交代で心臓マッサージを、
続けてくれてますが、反応がありません。

病院へ到着して、親父が処置室へ運ばれ、
賢明な処置をしてる声が漏れ聞こえます。

暫くして、処置室へ呼ばれて、
アドレナリンの投与も繰り返し、
心臓マッサージも、あばらが折れるほどやり、
それでも、反応が返ってこない。

担当に当たってくれた医師からは、
血液検査の結果、心肺停止してから、
時間が経過し過ぎてる。
これ以上続けても、体を傷つけるだけ、
どうされますか?と言われたのですが、
即答できませんでした。

病院の人に電話を借りて、
母親へ繋いで、状況を説明してもらいました。

懸命な処置の甲斐なく、
寝てる親父の目にライトを当てて、
2023/11/10、01時24分に、
亡くなった事を確認となりました。

その後は、CT検査の説明や、
警察の方に事情を聞かれ、
自宅の浴室や薬の事も調べたいと、
警察の車で、自宅まで移動して、
親父が亡くなった状況を説明しました。

警察の方に、葬儀社へ遺体の引き取りを、
お願いしたいと言われ、
母親と相談し、小さなお葬式に電話して、
段取りを決めて、私の車で再度、
病院へと戻って、葬儀社の方を待ちました。

そこから、葬儀社へ移動しました。
安置されてる親父の顔は、
どこかホッとした表情に見えました。

説明を聞いて、書類を書いて、
自宅に帰り付いたのは朝の7時過ぎ。

台所のテーブルの上を、
あらかた片付けて、母親に経緯を説明し、
私の部屋に戻って、布団を敷いて、
寝ようとしたんですけど、
全く眠る事が出来ませんでした。

この日は、涙は出てこないけど、
どこか悔しい感情が渦巻いてるし、
心臓がドクンドクンと早い鼓動が止まらない。

夜の22時過ぎに、バンドリをしなくても、
パソコンでブログを書いてなくても、
親父の異変に気付く事は難しいと思う。

でも、親父が亡くなった実感はない。

そのうち、ふらりと帰って来そうな
そんな気もする。

今年、母親が「おとうさん、おとうさん」と
呼んでた時に、葬儀の後に、

母親が
「今日から、居ないんだったね」と呟いて、

そばに姿が見えない親父が居て、
「最後の方は、よく聴こえなかったけど、
今は、よーく聞こえる。
でも、返事できないし、手伝えなくて、
ごめんね。

でも、家族で居てくれて、
面倒見てくれて、ありがとう」

という光景を想像してしんみりしたけど、
まさか、こんな早く、こんな結末になるとは、
思いもしませんでした。