『営業は断られてから始まる』
という言葉を聞いたことがある。
私のなかでは断られても食い下がって
強引に話をして相手をねじ伏せるイメージだった。
私はいままで言葉で相手をねじ伏せたことはないし、
なにより口下手なので、どうすればいいのかわからなかった。
でも飛び込み営業だとほぼ確実に相手の断りが来る。
そしてその断りを突破しないと契約までたどりつかない。
他の営業マンはどうやって突破しているのだろう?
うちの会社には営業マンが私しかいないので、恥ずかしいけど
別の会社で営業をやっている人にそのことを聞いてみることにした。
彼もトップレベルではないが営業を何年かやっている。
彼が言うには、相手の話を聞かないということだ。
断りが入っても話を続けていくのだという。
ただ、一方的に話を進めると単なる押し売りになってしまうので
会話をしているようにしながら話を進めていくのだということだ。
具体的には相手が発する言葉をオウム返しのように繰り返す。
そして何事もなかったかのように話を進めていくということだ。
こうすると一方的にならずに話が進むとのことである。
早速やってみた。
いつものように断りがくる。
「ウチはいらないわ~」
オウム返しをしてみる。
「そうですよね~いらないですよね~」
そして話をすすめてみる。
「〇〇という特徴があるんで同業のお店さんには好評だったので
お役に立てるかと思ったんですけどねぇ~」
すると、
「他のお店ではやってるところあるの?」
という返答がきた。
そしてそこから詳しく話をすることができた。
なんかスムーズだった。
オウム返しをすることで私が相手の意見を受け入れたような感じになり、
相手も営業マンに対する敵対心のようなものが一瞬なくなった気がした。
そして次の言葉を相手が受け入れてくれたような感じだった。
相手の意見に同調しながらこちらの意見を押していく。
なんとなく感覚がわかってきた。
こんなことは営業マンなら知ってて当然かもしれないが、
そんなことはどうでもいい。
知らなかったことを知って実践でやってみることの繰り返しだ!
どんなことでもそうだが、苦手と思っていることは
方法を知らないだけで方法を知れば苦手意識がなくなる。
これからもどんどん挑戦する!