野球日本代表「侍ジャパン」は11日、
東京ドームで欧州6カ国から構成される
欧州代表と強化試合第2戦を行い、
2対6で敗れた。
侍ジャパン松葉貴大(オリックス)、
欧州代表マークウェル(オランダ)という両左腕が先発。
2回に欧州代表が松葉から2本のタイムリーツーベースで
2点を先制すると、
3回には2死一、二塁からデカスター(オランダ)が
左中間スタンドに飛び込む3ランを放ち、リードを5点に広げる。
侍ジャパンが攻勢に転じたのは6回。
2番スタメン出場の山田哲人(東京ヤクルト)が
センターバックスクリーン右横に飛び込むソロを放ち1点を返すと、
さらに内野ゴロの間に1点を加える。
投手陣は5失点の先発・松葉から井納翔一(横浜DeNA)、
武田翔太(福岡ソフトバンク)の継投で追加点を許さなかったが、
8回から登板した松井裕樹(東北楽天)が1死三塁の場面で
犠牲フライを打たれ、ダメ押し点を与えた。
打線も7回以降は欧州代表の継投の前に反撃ならず。
世界ランキング1位の侍ジャパンが欧州代表に
まさかの敗戦で2015年初陣の2連戦を1勝1敗で終えた。