第96回全国高校野球選手権大会の地方大会は27日、
11地区で決勝が行われ、
星稜、日本文理が9回に逆転サヨナラ勝ちする勝負強さを見せ、
2年連続の甲子園出場を決めた。
石川大会では星稜9回に0―8から9点を入れ、
大逆転で小松大谷を下し2年連続17度目の優勝。
新潟大会では日本文理が1点を追う9回に
小太刀の逆転サヨナラ3ランが飛び出し、
4―2で関根学園を下して2年連続8度目の優勝を決めた。
埼玉大会は1点を追う8回に一挙6点を挙げ、
市川越を7―2で破って9年ぶり5度目の優勝。
長野大会では佐久長聖が序盤に付けられた5点差をひっくり返し、
10―9で長野商を下し2年ぶり6度目の優勝。
香川大会は坂出商が3―3で迎えた9回に2点を挙げ、
5―3で大手前高松を下し20年ぶり8度目の優勝を果たした。
群馬大会は健大高崎が1―0で伊勢崎清明を下し、
3年ぶり2度目の優勝。
川井、高橋和、松野の3投手の継投でノーヒットノーランを達成。
1点を守り抜いた。
栃木大会では作新学院が佐野日大に7―1で逆転勝ちし、
県勢初の4年連続10度目の優勝を果たした。
鳥取大会は昨年と同じカードとなった決勝で、
八頭が初回に上げた2点を守り、
2―1で鳥取城北を下し4年ぶり8度目の優勝。
広島大会は、広陵が今春センバツに出場した広島新庄を
2―1で下し4年ぶり21度目の優勝。
広陵は、センバツにも23回出場しており、
春夏合わせて44度目の甲子園出場となった。
兵庫大会は神戸国際大付が序盤に上げた大量リードを守り、
11―1で三田松聖を下し初優勝。
センバツには3度出場も、悲願の初の夏の甲子園出場となった。
岡山大会は関西が岡山理大付を9―4で下し
3年ぶり9度目の優勝を果たした。