ワールドカップ・ブラジル大会の準決勝が日本時間10日に行われ、
オランダvs.アルゼンチンの試合は90分間で決着がつかず、
0-0のまま延長戦に突入した。
1978年大会決勝(アルゼンチンが延長戦3-1で勝利)、
98年大会準々決勝(オランダが2-1で勝利)などで
記憶に残る激闘を繰り広げた両国の対戦。
序盤はお互い慎重な立ち上がりを見せる。
5バックを敷くオランダはナイジェル・デ・ヨングがアルゼンチンのエース、
リオネル・メッシをマンマークし、自由を与えない。
それでも最初のチャンスはアルゼンチンに訪れる。
15分、ペナルティーエリア付近やや右の位置でFKを獲得。
メッシが左足で狙ったものの、シュートはGKの正面を突いた。
これを境にアルゼンチンがオランダの左サイドを攻略し始め、
チャンスを作り出していく。
しかし、オランダも冷静に対応すると試合はこう着状態に陥る。
メッシ、アリエン・ロッベンと攻撃の中心に厳しいマークが付き、
両チーム共になかなかフィニッシュには至らない。
結局前半はスコアが動かないまま、0-0で終了した。