パ・リーグ、楽天1-2日本ハム、11回戦、
楽天6勝5敗、9日、コボスタ宮城日本ハム・大谷翔平投手(20)が
楽天戦に先発し、4安打で自己最多となる16三振を奪い、
今季2度目の完投で8勝目(1敗)を挙げた。
一回に先制された大谷は、徐々に調子を上げ、
五回一死で前2打席で安打を許していた松井稼に対し、
カウント1-2からの4球目、高めには外れたが、この日最速の159キロをマーク。
結局、この打席で空振り三振に仕留めると、ここから6者連続の奪三振ショーを披露した。
打線は同点で迎えた八回一死二塁、
陽岱鋼が辛島の甘く入った内角直球を左前に適時打を放ち勝ち越し。
九回のマウンドに上った大谷は、
一死後にジョーンズを空振り三振に仕留め、4打席連続三振を実現。
主砲をねじ伏せると、続くボウカーはこの日最速タイの159キロ直球で
空振り三振に仕留めゲームセット。
右腕は9回113球を投げきり、終わってみれば、
自己最多で球団タイとなる
16奪三振をマークし、
自身6連勝の8勝目を飾った。