今大会の主役としてブラジル国民の期待を背負ってきた
若きエース、ネイマールの脊椎骨折という事態に、
ブラジルのスコラリ監督は試合後
「回復するのは簡単ではない」と述べた。
後半41分、ネイマールの背後から走ってきたコロンビアのスニガの右膝が腰を直撃した。
エースの表情はみるみる苦痛でゆがんだ。
担架に乗せられ、そのまま病院へ。
地元メディアによると全治は4~6週間とみられる。
スニガはロイター通信の取材で
「痛めつけるつもりはなかった」と釈明した。
ブラジルは8日(日本時間9日)にドイツと準決勝を戦うが、
エース不在という予期せぬ事態に名将スコラリはどんな切り札を切るのか。