ワールドカップ・ブラジル大会のグループA第2節が
日本時間18日未明に行われ、
優勝候補のブラジルは、
メキシコの堅守を崩せず0-0の引き分けに終わった。
2012年のロンドン五輪決勝でも顔を合わせた両チーム。
雪辱に燃えるブラジルだが、
序盤はメキシコが激しい守備からのカウンターでペースを握る。
ブラジルも10分過ぎからは盛り返し、
ネイマールを中心にメキシコゴールを攻め立てる。
25分にはダニエウ・アウベスの右クロスにネイマールがヘッドで合わせたものの、
シュートは相手GKオチョアのファインセーブによって阻まれた。
35分には右CKからフレッジがヘディングで狙ったが、これもGKの正面を突く。
メキシコも41分に、ホセ・バスケスがペナルティーエリア外からシュートを放ったものの、
惜しくも枠を捉えらない。
両チームともに均衡を破れず、前半はスコアレスで終了した。
ブラジルは後半から、ベルナールを投入。
するとさっそく同2分、そのベルナールが右サイドを抜け出し、
クロスを入れるが、走り込んだネイマールが触るより先にメキシコの守備陣がクリアした。
その後はメキシコがペースをつかむ。
後半10分前後には、
バスケス、ドス・サントス、オリベ・ペラルタが立て続けにシュートを狙い、
ブラジルゴールを脅かしていく。
状況を打開したいブラジルは、後半23分にジョーを投入し、
さらにギアを入れる。
その直後には左クロスを巧みにコントロールしたネイマールが左足で狙うも、
シュートはまたもGKオチョアのファインセーブに遭った。
同31分にもベルナールのスルーパスに抜け出したジョーがシュートを放ったが、
これも枠を外れる。
後半41分のチアゴ・シウバのヘッドも、GKオチョアに防がれた。
その後も勝ち点3を目指し、最後まで攻勢を仕掛けたものの、
結局メキシコ守備陣を崩せず、スコアレスドローに終わった。
ブラジルは次戦、グループリーグ突破を懸けて、
日本時間24日にカメルーンと対戦。
メキシコは同日、クロアチアと顔を合わせる。