交流戦 巨人6―0楽天 (5月29日 東京D)
ついに長く暗いトンネルを抜けた。
巨人・内海が29日、楽天戦(東京D)で今季10試合目の登板。
7回を4安打無失点と好投し、
開幕から続いていた自身の連敗を5で止め、
今季初勝利を手に入れた。
開幕から2カ月、苦しみ続ける左腕エースに白星をつけるべく打線も奮起した。
2回に村田の左越え7号ソロで先制すると、
6回には2死一、三塁から井端の左越え適時二塁打で加点。
さらに7回には、セペダが左翼スタンドに3号満塁弾を叩き込んだ。
点差を一気に6点に広げた4番の一撃に、内海はベンチ前で小さくガッツポーズした。
7回を106球、4安打無失点で降板。
8回を山口、
9回はマシソンが締め、
文句なしの完封リレーでエースの今季1勝に花を添えた。
楽天は先発・辛島が終盤に崩れ7回9安打6失点。
打線も沈黙し、完敗を喫した。