テニスのマドリード・オープンは11日、
マドリードで行われ、
世界ランキング12位の錦織圭(24)=日清食品=が
同1位のラファエル・ナダル(27)=スペイン=と
男子シングルス決勝で対戦し、負傷で途中棄権して敗れた。
錦織は第1セットを6―2で先取。
第2セットを4―6で落とし、
最終第3セットを0―3とされた時点で左臀部(でんぶ)の負傷が悪化した。
不運の棄権となったが、クレー(赤土)コートをとりわけ得意とする王者ナダルを追い詰めた。
錦織は12日に発表された
世界ランキングで9位になり、
日本男子で初めてトップ10入りした。