◆春季高校野球静岡県大会
日大三島8―6静岡(6日・草薙球場)
決勝戦が行われ、日大三島が静岡を破り、
1994年以来20年ぶりの優勝を飾った。
日大三島は1回に186センチ・86キロのスラッガー中泉圭祐(3年)が
2ランを放って主導権を握ると、その後も着実に加点。
先発した右腕エース・小沢拓馬(3年)が
7回を9安打2点に抑える好投を見せ、8―2とリードした。
8回から登板した2番手投手が3点を奪われるなど
静高の猛反撃を受け、9回も1死満塁と攻められたが、
8回途中から救援した左のエース・湯川大生(3年)が力投して2点差で逃げ切り。
両校ともに13安打の乱打戦を制した。
野球部OBで、20年前の優勝時は正一塁手を務めていた
川口剛監督(36)は「秋のチャンピオンの静高を破ったことを、
夏への自信にしてほしい」とナインを褒めた。