4月29日(日本時間30日)付で
「ヤンキースのDNAは途絶えていない」と題する記事を掲載し、
田中将大投手(25)を伝統や常勝といったヤ軍の遺伝子を引き継ぐ選手として紹介。
チームが28日(同29日)の時点で、
ア・リーグ東地区の首位に立っている最大の要因に田中の活躍を挙げ、
伝家の宝刀・スプリットに
世界一の称号も与えた。
シーズン前に各メディアから同地区3位か4位と優勝争い
“圏外”に予想されていたヤ軍だったが15勝10敗で
2位・オリオールズに2・5ゲーム差をつけている。
その原動力が田中と、違反物質の松やにを使用した
不正投球で10試合の出場停止処分を科された
25歳右腕・ピネダの若手先発コンビと断言。
「田中は前宣伝を上回る」と評し、
「世界一のスプリットは田中か(レッドソックスの)上原かという
疑問もあるが、田中のスプリットは先発投手として
打者3巡と対戦しながらも効果を発揮し続ける」と田中に軍配を上げた。
レギュラーシーズンの先は長いが、
「わずか1か月でチームをいい感じにできる方法は、
それほどあるものではない」とまとめ、田中の今後の投球に期待を寄せた。