◆春季高校野球東京都大会・準決勝
関東第一4―3帝京(26日・神宮第二)
今春のセンバツに出場した関東第一が逃げ切り、決勝進出。
上位2校に出場権が与えられる春季関東大会
(5月17日開幕・神奈川)に、2年ぶり6度目の出場を決めた。
6回の4番・山口太誠左翼手(3年)の先制2ランなどで
9回の攻撃終了時で4―1とリード。
しかし、最後は疲れが出たエース・羽毛田晶啓投手(3年)が2点を返され、1点差に。
2死一、三塁のカウント2ボールから2番手・田辺廉投手(2年)に継投し、
後続をニゴロに仕留めて辛くも振り切った。
昨秋の東京都大会王者として臨む今春について、
米沢貴光監督(38)は
「うちは負けられないというプレッシャーの中でやったことがほとんどない。
明日(の決勝)はどうなるか」と選手の奮起に期待。
関東大会に向けては「疲れもあると思うけど、
夏に向けて強いチームを作るために全力で戦いたい」と意気込んだ。