ソチ冬季五輪女子団体追い抜き準決勝(22日、アドレル・アリーナ)
前回バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した日本は、
菊池彩花(26)=富士急=、
押切美沙紀(21)=富士急=、
高木菜那(21)=日本電産サンキョー=が出場。
今季世界ランク1位のオランダに敗れ、
銅メダルをかけたロシアとの3位決定戦に回った。
日本は序盤、高木が先頭でペースを作りリズムを作りたかったが、
1周目でいきなり1秒以上の差をつけられる。
菊池、押切とスムーズに先頭を交代しレースを展開したが、
3人ともメダリストをそろえてきたオランダを追いつけず。
日本は10秒以上の大差をつけられ、敗れた。
日本は田畑真紀(39)=ダイチ=が予選からはずれ、
菊池を入れてメンバーを変えてきた。
1日に2レース行うことを考えての策だった。
しかし対戦相手は今大会の1500メートルで1位から4位まで独占するなど絶好調のオランダ。
五輪新記録をたたき出した強豪国に地力の差を見せつけられた。