第2ピリオドを終え、シュートの数では、
日本が19対14と上回りながら、2点を追う苦しい展開。
何とか1点を返したい第3ピリオド。
序盤はドイツが攻勢に出るが、日本は落ち着いた守備で追加点を許さない。
中盤、やや疲れの見え始めたドイツに対して、
日本は足を使ったプレーで再三、ドイツゴールを脅かす。
しかし、なかなかゴールをこじ開けることができず、時間だけが刻々と過ぎていく。
そして、終了間際の18分31秒、
ドイツのFWケルスティン・シュピールベルガーが決定的な3点目。
日本はゴールキーパーを下げ、6人攻撃で最後の勝負に出るが、
直後の19分28秒、ドイツ陣内でパックを奪われ、
FWフランツィスカ・ブッシュが無人のゴールにシュート。
ダメ押しの4点目を挙げ、日本は0-4の完敗を喫した。
日本は初戦のスウェーデン戦(0-1)、第2戦のロシア戦(1-2)に続き3戦全敗で1次リーグを終え、5~8位の順位決定戦に回る。