「明治神宮大会 高校の部・決勝、
沖縄尚学9‐8日本文理」(20日・神宮)
沖縄尚学が大逆転で初優勝を飾った。
8点を追う七回に8番・山城大智投手(2年)の左越え3ランで反撃。
八回には、4番・安里健内野手(2年)の2ランと敵失などで1点差に迫ると、
最後は2番・久保柊人内野手(2年)が、逆転の右前適時打。
この回一挙6点を奪い、試合をひっくり返した。
99年にはエースとしてセンバツ優勝を果たした
比嘉公也監督も「よく逆転して勝てた」と、ナインの底力に感心しきり。
九回は3者連続三振で試合を締めたエースの山城大は
「高校野球は何が起きるかわからないと、試合中も確認し合っていた」と胸を張った。
日本文理は、9番・飯塚悟史投手(2年)の2打席連続アーチなど、
大会新記録となる1試合5本塁打で大量リードしたが、終盤に飯塚が崩れた。