明治神宮野球大会最終日は14日、神宮で行われ、
高校の部決勝は仙台育英が19安打12得点の猛攻で関西を12-4で下し、大会初優勝を果たした。
東日本大震災からの復興に励む、みちのくの人たちを勇気づける優勝となった。
試合は一回、関西・逢沢に先頭打者本塁打が飛び出し先制。
二回にも小郷の適時二塁打で追加点を奪った。
しかし三回、仙台育英打線が爆発した。無死満塁から上林の2点適時打で同点とすると、小林の2点適時打で逆転。さらに佐藤と鈴木、菊名、長谷川の適時打など打者14人10安打の猛攻で、この回一挙9点を奪った。仙台育英は六、七回にも追加点を挙げて、関西を圧倒した。
東北勢の優勝は前回の光星学院(青森)に続き2年連続。東北地区は春のセンバツ大会の「神宮大会枠」を得た。