大相撲九州場所中日(17日、福岡国際センター)
両横綱が、全勝で折り返した。
白鵬は平幕豪風を突き倒しで退け、
日馬富士は平幕豊真将を押し出して8連勝。
大関稀勢の里は、関脇豪栄道に首投げで敗れ2敗目を喫し、
初優勝へ黄信号がともった。
1敗は平幕碧山、2敗で稀勢の里、豪栄道ら6人が続く。
敗れた稀勢の里は顔を上げると、土俵を叩いて悔しがった。
立ち合いで低くあたった豪栄道に左を差され回しが取れず、
不利な体勢に。一瞬、上体が浮いたところを首投げで転がされた。
これで豪栄道には最近3場所の対戦で3連敗。
先場所11勝を挙げるなど、
大関昇進へまい進する日本人のライバルにまたも苦杯をなめさせられた。