大相撲九州場所6日目(15日、福岡国際センター)
横綱白鵬は、平幕高安をすくい投げて初日から6連勝を飾った。
横綱日馬富士も小結隠岐の海を寄り切って白星。
初優勝を狙う大関稀勢の里は、平幕豊ノ島を押し出して1敗を守った。
左足首に負傷を抱えながら出場の平幕遠藤は、平幕魁聖に突き落とされ5敗目。
関脇豪栄道は、平幕旭天鵬に上手投げで敗れ、2連敗で4勝2敗となった。
豪快なすくい投げが決まると、場内がドッと沸いた。
白鵬は口をキュッと結び、納得の表情だ。
横綱が、高安の挑戦をあっさり退けた。
立ち合いで鋭くあたり右を差すと、相手の動きを止めた。
必死に抵抗する相手の動きに、回しから手が離れたが、
全く動揺することなく、すくい投げて土俵にたたきつけた。
難なく白星を挙げ、6連勝で日馬富士と平幕翔天狼と並走だ。