やはり最後は「マー君」だった-。
今シーズン24連勝の大記録を打ち立てた
田中将大投手(25)は、第7戦も九回に登板。
「あと一人!」の大合唱がスタジアムに響く中、
最後の打者を三振に仕留めると、両拳を突き上げた。
「東北初」の快挙にファンは総立ち、歓喜の渦に包まれた。
本拠地、仙台市のKスタ宮城に188センチの大きな体が舞った。
チームの仲間に胴上げの洗礼を受けた後、
田中投手は「昨日は本当に情けないピッチングだったので。
この舞台を用意してくれたチームのみんな、
ファンの方々に感謝しながらマウンドに立った」と振り返り、
「日本一になったぞー」と雄たけびを上げた。
スタジアムにはタレントで妻の里田まいさん(29)も駆け付けた。