<秋季高校野球近畿大会:智弁和歌山10-0奈良大付>
◇27日◇準々決勝◇佐藤薬品スタジアム
智弁和歌山(1位)が奈良大付(2位)を5回コールドで下し、3年ぶりに4強入りした。
3回に田中宏明内野手(2年)と山本龍河(りゅうが)外野手(1年)の適時打で2点を先制。
4回は打者10人攻撃で6点を挙げ、5回は相手の連続暴投による2点でダメを押した。
昨秋の近畿大会は初戦、今夏和歌山大会は3回戦で敗れ、春夏の甲子園を逃した。
高嶋仁監督(67)は「叱りながらスタートしたチームですが、
選手たちにも意地があったのでしょう。
少しずつ底上げができてきた」と夏からの成長を認めた。
3年ぶりのセンバツは確実になった。