「モブキャスト CS第4戦 パ、楽天8‐5ロッテ」(21日、Kスタ)
両役者そろい踏みで、楽天が4勝1敗(アドバンテージの1勝含む)でロッテを下し、
球団創設初の日本シリーズ出場を決めた。
大激戦の様相を呈してきたのは四回からだった。
3点を追うロッテが、G・G・佐藤の逆転3ランでひっくり返すと、
直後にジョーンズが再逆転2ランをかっ飛ばす。
七回に再び同点とされると、今度はマギーが起死回生の勝ち越しソロ。
ここを勝機と見た星野監督は八回、第2戦に先発、
9回1失点と好投の則本を中3日のマウンドに。
則本は期待通りロッテ打線を3人で料理する。
チームは完全に波に乗り、八回、藤田、銀次が連続適時打を放ち、ロッテを突き放した。
そして九回は、レギュラーシーズンでも胴上げ投手となった
絶対エース・田中を指名。
2死一、二塁とピンチを迎えながら、最後の打者・井口を討ち取った
田中はガッツポーズで歓喜を体現した。
なお日本シリーズ初出場は1979年・近鉄以来、34年ぶり。
初出場で日本一になったのは、78年・ヤクルトが最後。