◇パ・リーグCSファイナルS第2戦
ロッテ4―2楽天(2013年10月18日 Kスタ宮城)
日本シリーズ進出を懸けたパ・リーグCSファイナルステージは18日、
Kスタ宮城で第2戦が行われた。
1-1で延長戦に突入した熱闘は10回、
ロッテはブラゼルの勝ち越しソロなどで3点を奪取。
9回1死から追いつかれる嫌な展開から
執念の白星をもぎ取り“下克上”へ踏みとどまった。
歓喜の敵地を一振りで静まり返らせた。
1-1の同点で突入した延長10回。
先頭・ブラゼルの豪快な打球は、
楽天ファンの悲鳴とともに右翼スタンドへと飛び込んだ。
歓喜に沸くロッテベンチ。伊東監督も満面の笑みで大砲を出迎えた。
これで勢いづいた打線はさらに襲い掛かった。
連打から1死二、三塁とし、根元が中前に2点適時打。
一気にリードを広げ、逃げ切った。
楽天は1点ビハインドで迎えた9回、1死からジョーンズが起死回生の同点ソロ。
しかし延長10回、2番手・金刃が勝ち越しソロを被弾するなど
救援陣が打ち込まれた。
打線も序盤からの再三の好機を生かせず、
9回を4安打11奪三振で1失点と好投した
先発・則本を援護できず、球団初の日本シリーズ進出王手はお預けとなった。