旧暦の9月13日、新暦では10月の中・下旬
(2012年は10月27日、2013年は10月17日)。
十三夜は「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
旧暦の毎月13日の夜を「十三夜」といっていましたが、
9月13日の夜は、十五夜 についで美しい月とされ、
宮中では、古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。
十五夜 は中国から伝わったものですが、
十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。
一般に十五夜 に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも
月見をするものともされていました。
これは十五夜 だけ観賞するのは「片月見」といって忌まれていたからです。