(セ・リーグ、DeNA7-2巨人、
最終戦、巨人18勝5敗1分、28日、横浜)
巨人のドラフト1位・菅野(東海大)は3回2/3を投げ
8安打7失点で6敗目(13勝)。
15勝を挙げているヤクルトD2位・小川(創価大)との差を詰められず、
新人王獲得は厳しい状況となった。
リーグ優勝を決めた22日に勝利投手となった菅野。
初の中5日で先発したが、新人王が遠のくマウンドとなった。
一回は3者凡退。
三回は一死から連打を浴びて一、二塁のピンチを招いたが、
荒波を遊直、梶谷を遊飛に打ち取るなど3回無失点と上々の立ち上がりだった。
しかし、四回にアクシデント。
先頭のブランコの打球がワンバウンドして菅野の右足を直撃。
いったんベンチで治療を受けてマウンドに戻ったが、
これでリズムが崩れた。多村に左前打、金城に死球を当てて
満塁のピンチを迎えると、鶴岡の三ゴロは併殺崩れとなり先制を許す。
さらに、井納にも中前適時打を浴びて2点目を献上。
石川に四球を与えてまたも満塁とすると、
荒波には走者一掃の適時二塁打、梶谷には2ランを浴びて7失点で降板した。
打線もDeNAのルーキー・井納を打ち崩せなかった。
七回は四球と安打でチャンスを作ったがあと1本が出ず。
八回は橋本の一ゴロと、ボウカーの一ゴロの間にぞれぞれ1点を挙げるのみと、
つながりを欠き、わずか4安打2得点に抑えられた。