◆ソフトバンク6─11楽天(30日・ヤフオクドーム)
楽天の田中将大投手(24)は7回3失点で開幕19連勝。
昨年からの連勝を「23」とし、ともに日本記録を更新した。
通算169試合目の登板で、
日本ハム時代のダルビッシュ有(現レンジャーズ)を超える
94勝目を挙げた。
また、1957年に西鉄(現西武)の稲尾和久がマークした
同一シーズン20連勝のプロ野球記録まであと1勝に迫った。
田中は1回、先頭の中村に四球を与え、
4試合連続で立ち上がりに走者を許した。
しかし、嶋の盗塁阻止に助けられると3人でこの回を終えた。
9─0で迎えた6回は、1死から連打で一、二塁とされたが、
内川を空振り三振。
続く柳田には左中間に運ばれ2点二塁打を許したが、
最後は長谷川を直球で空振り三振に仕留めた。
次回登板で勝利投手となると、
2008年の楽天時代の岩隈久志(マリナーズ)以来となる
20勝投手の誕生となる。