バレーボール女子のワールドグランプリは28日、
決勝ラウンド
(8月28日~9月1日、北海道立総合体育センター)の初戦が行われ、
日本はイタリアを3-0(25-18、25-19、25-22)で下し、
開幕戦を白星で飾った。
第1セット序盤はイタリアに4連続ポイント奪われるなど
苦しい立ち上がりを見せるが、
木村沙織を中心に反撃に出て7連続ポイントを奪い逆転に成功。
その後もペースをつかんだ日本が得点を重ね、第1セットをものにする。
続く第2セットも、木村、新鍋理沙、江畑幸子らを中心に日本が攻勢に出て、
序盤から大きくリードを広げる。
イタリアにスパイク時のミスが続いたこともあり、
流れに乗った日本は第2セットも難なく奪う。
第3セットも流れは変わらず、
先行した日本が逃げ切り、ストレートで難敵イタリアを下した。
日本の積極性や個々の特長が光った半面、
イタリアは守備陣の乱れや攻撃が決まらない際の動揺を隠せず、
最後まで本領を発揮することができなかった。
日本は29日、決勝ラウンド第2戦でロンドン五輪金メダルのブラジルと対戦する。