吉野川水系水利用連絡協議会
(会長・三浦真紀四国地方整備局長)は21日、
幹事会を開き、早明浦ダムの貯水率が15%程度になった
時点で4次取水制限に入ることを申し合わせた。
23日に予定している連絡協で提案し、
香川用水の削減率などを決める。
4次制限入りすれば、2008年以来5年ぶり。
過去の夏渇水では、4次制限で香川用水の供給量を60%削減している。
21日午後8時現在のダム貯水率は27・1%(平年値80・0%)。
四国地方整備局によると、今後まとまった雨が降らなければ、
28日にも貯水率が15%程度になる見通し。
高松地方気象台は向こう1週間の四国地方の天候について、
「24、25日には雨が降る見込みだが、まとまった雨は期待できない」としている。