第95回全国高校野球選手権大会第13日・準決勝
(日大山形1-4前橋育英、21日、甲子園)
準決勝の第1試合は
6年ぶり16度目の日大山形(山形)と、初出場の前橋育英(群馬)が対戦。
前橋育英が着実に得点を重ね快勝し、初出場で決勝へ駒を進めた。
前橋育英は一回、
工藤、高橋知の連打、土谷の犠打で一死二、三塁とし、
荒井の右犠飛で1点を先制した。
二回は二死から田村の右越え三塁打、続く楠の一塁強襲の適時打で2点目。
三回には荒井の左前適時打で3点目を挙げ、
序盤で主導権を握った。
3-1の七回には無死二、三塁から土谷のニゴロの間に4点目を挙げ突き放した。
先発の高橋光は安定した投球を見せ、要所では堅守に支えられ1失点で完投した。
日大山形は先発のエース庄司が五回途中3失点で降板。
打線は3点を追う六回に先頭の奥村が右中間二塁打、
返球が乱れる間に三塁へ進み、吉岡の左犠飛で1点を返した。
しかし、一回に一死満塁で無得点に終わるなど序盤の逸機が響いた。